京阪神 ⑤ 岸和田駅〜加太(42.8km) : だんじりと人形供養 | ||||||||||||||
岸和田駅からスタートです。 お昼はジャズの流れる「天ぷら いなほ」で"季節の限定の天ぷら定食"をいただきました。3皿めには珍しい、白魚(しらうお)も出ました😋 岸城(きしき)神社。岸和田だんじり祭は、神賑行事として家々の門前に御神燈(亀甲印の提灯)をあげることが認められ、1746年に5つの町が檀尻を出したことから始まったそうです。 お隣には岸和田城。天守は1827年に焼失し、昭和29年に再建されています(本来は5層天守でしたが、3層で再建)。天守閣の上まで登りました。 岸和田城庭園(八陣の庭)。諸葛孔明の「八陣法」をモチーフとしており、上から見たら意匠が際立つらしい・・・とは後で知ったこと💦 ついでに隣のだんじり会館に。写真撮影OK、だんじり屋根の上で飛び跳ねたり鉦や太鼓を叩いたりの体験コーナーもあります。3Dだんじりビジョンで体験できる迫力はすばらしい! 今回は、おもに浜(孝子越(きょうしごえ))街道沿いに進みます。古い街並みが途切れたと思えばまた現れたりと、なかなか味わい深いです。 この辺りには、まだダイエーの店舗が残っているんですね。2015年からイオンの完全子会社になりました。 旧・りんくうゲートタワー、現在はSiSりんくうタワーに名称変更。英領バミューダ籍の香港系不動産投資会社が保有。最上階からの展望は、ダイニング&バー「スターゲイト」に入らないと見ることができないため、立ち寄らずに通過します😆 田尻歴史館。大阪合同紡績社長・谷口房蔵の別荘・工場来賓の宿泊所として建設されました。入館無料、いい雰囲気です。 今日のゴールは泉南市・男里(おのさと)にあるホテル・ザ・ネクスト関空。ここまで17.1km。夜はコンビニ飯。 2日目は朝早く出発。男里川をわたって1kmほどで浪花(なにわ)酒造。「浪花正宗」のほか、「たこ焼きに合う酒カップ」「お好み焼きに合う酒カップ」など、商品ラインアップはかなり攻めている😆 が、「吉村知事 カップ」や「吉村知事の酒 純米酒」までくると、かなりあざとい😅 隣には国登録有形文化財「成子家住宅」(浪花酒造の酒蔵兼住宅)があるが、要予約の上、朝早すぎるため通過。 今日も孝子超街道を進みます。 本願寺尾崎別院。1700年、2度目の火災にあって再建できずにいたところ、巨木を積んだ大船が尾崎の浜に漂着し、その巨木を拾って再建することができた(1705年)といいます。以来、「不思議の御坊」とも称されるそうな。ただ、朝早くはシャッターが降りていて境内に入ること叶わず。 南海トラフ地震対策ですかねえ・・・ 大阪府なのに「鳥取」。由来は言葉を発すことができなかった誉津別命(ほむつわけのみこと)がこの地で白鳥に興味を示したため、父である垂仁天皇が白鳥を捕えることを命じたこと。天湯河板挙(あめのゆかわたな)が出雲の国まで追いかけ、白鳥を捕らえて献上したところ、誉津別命が言葉を発することができるようになり、天皇は鳥取造(ととりのみやつこ)の姓を与え、鳥取部(べ)を定めたというもの。 お腹が不調になり、公衆トイレも近くにないことから、頼りになるのは駅のトイレ。残念ながらこの駅では改札内でした。モバイルSuica(スマホ版)で入構したところ、そのまま出構はできない(あたりまえ)。南海電鉄の大きな駅でないとエラー解除もできないという😭 緊急事態だから仕方ないよね💦 このあたり、チベット密教・真佛宗 雷蔵寺の宗教施設が続きます。 淡輪ニサンザイ古墳。垂仁天皇の皇子で景行天皇の同母兄である五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)の墓とされている) 深日港(ふけこう)駅東側、廃墟化したアパートを覗き込むと、ネコがいました🐱 南海多奈川線の終着駅、多奈川駅。無人駅でした。隣の深日港駅は、以前は淡路島や徳島方面に向かうフェリーの乗り継ぎ駅でした。
バイク乗りの間で有名らしい、ROUTE65 CAFE(正面からの写真を撮り忘れました、カッコイイお店なので、公式ページみてね)。今回、加太に向かう道をルート検索すると「トンネルを避け、距離のある山道をいくように」とGoogleMAPが指示してくるので、「トンネルは通行止めになってますか?」「歩行者通行禁止になってますか?」を知りたくて、店のお姉様に調べていただいたのです。「大丈夫、歩いて通れる」とお墨付きをもらって、安心して進むことができました。 天之宮神社。あ・・、新しい・・・ 和歌山県に入りました。教えていただいた通り、大川トンネル(全長1,005m)は人も通れました。歩道も普通に広く、やや暗めですが、照明もあります。「首のないバイク」が走ってきたり・・・もありませんでした😅
しらす丼で有名な満幸商店。しかし、店としてのお薦めを食すべき!
淡嶋(あわしま)神社は、ひな祭り発祥の地とする説もあります。人形供養、針供養で知られています。 境内に並ぶ人形(奉納されたもの)は二万体に及ぶとか・・・。フランス人形などもあるらしいですが、今回は見当たりませんでした。薄暗い末社は小説家・花房観音が『女の旅』で取り上げていたので、興味をもって参拝しましたが、そこは撮影禁止🈲
夕食難民になりかけたところ、浜辺美波似のホテルフロントのお姉さんに教えてもらった「ゑびすや」さんが、通常営業より遅くまでやっていて、「鯛のあら煮」(800円)のはずがハマチのあらまでサービスされて、とても美味しくいただきました。 2日目は25.7km。2日合計で42.8km。明日は和歌山に向かいます。紀州路シリーズの開始になるかな? |